贈与税を払わずに済む方法(6)

以下の内容は すべてフィクションです。

登場する人物や団体などの名称 日付 金額 数字はすべて架空のものです。

 

平成30年(2018)11月26日27日28日の3日間 西瓜銀行の貸金庫を開ける練習にいく

 千秋(母)以下の作業がうまく出来ない そばで三世(父)が指導

 a カードの暗証番号の記憶があいまい

 b 入り口でカードの挿入がうまくできない カードに書いてある矢印を見ないでタテやヨコに挿す

 c 暗証番号を123456789と入力するのでドアは開かない 繰り返す 腹を立てこの機械は悪いという

 d 三世が一つ一つ教え その場は納得した様子 5分もすれば同じことをまた繰り返しきく

 

平成30年(2018)12月28日

千秋(母)物忘れひどく 今置いた身近なものもどこに置いたか解らない

銀行の貸金庫の開け方 最近2か月程 開け方を紙に書いてやり そして現場へ行き何回も開け方を反復するも帰って来たらもう解らない 夜中まで開け方をたずねられるのには困る

 

令和元年(2019)11月21日

 千秋が夜中2:20にTELをして△△に家に来てくれるよう頼む 9時頃△△来る

 

令和元年(2019)12月21日

 千秋82才の頃より時折変な行動があるようになり83才になった今年の始めから現在では見違えるほど老人性痴呆症がすすみ 今では起床時は割と症状がよく会話もできるが 時間の経過と共に昼頃になると「アレッ」と思うほど言動がおかしくなる

そして夕方になると話をしても記憶がなく同じ話を何度も繰り返さなくてはならない

 

令和2年(2020)7月9日 小坂元気病院 

「物忘れがひどく今日では日常生活に支障をきたしている」ため千秋受診

  藤原三世(父)道長道長)同伴

 

令和2年(2020)7月17日 小坂元気病院 

 千秋 認知症検査(MMSE検査 長谷川式スケール)MRI検査を受ける  三世同伴

 

令和2年(2020)8月16日  三世の発言

 千秋の認知症の亢進が最近激しく特にお金に関することに注意が要るようになった 

 

 

令和2年(2020)10月12日  マンションア売却1回目

 浮舟市巻物町掛け軸51番地12 301室 手付金をもらう

    藤原道長(長男)持ち分10分の6

    藤原三世(父)    10分の2

    藤原千秋(母)    10分の2

令和2年(2020)11月6日  マンション売却2回目

 上記マンションの残金をもらうための手続きを行う

 

藤原千秋(母)の認知症を平成30年(2018)には認識していたにもかかわらず

藤原千秋(母)の持ち分が含まれている不動産の取引(2020)をした。

確定申告は藤原三世(父)が藤原千秋(母)の分までして提出

税務署は 認知症の人が不動産取引しているかわからない

 

「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の欠けたることも なしと思へば」