贈与税を払わずに済む方(5)

以下の内容は すべてフィクションです。

登場する人物や団体などの名称 日付 金額 数字はすべて架空のものです。

 

 

平成3年(1991)8月12日

浮舟市巻物町掛け軸51番地12 301室 マンション購入

    藤原道長(長男)持ち分10分の6

     藤原三世(父)    10分の2

    藤原千秋(母)    10分の2

 

令和2年(2020)10月12日 1260万円で売却

    手付金 120万円―印紙代1万円―仲介手数料半分228,855円

    藤原三世(父)961,145円持ち帰る  

令和2年(2020)11月6日

    残金 1140万円-仲介手数料半分228,855円など

    差し引き金額 全額 藤原道長に振り込まれる

 

売却代金1260万円ー仲介料457710円=1203229=約1200万円

藤原道長(長男)持ち分10分の6(約720万円)

藤原三世(父)    10分の2(約240万円)

藤原千秋(母)    10分の2(約240万円)

 

売却代金をそれぞれの持ち分にあてはめると上記の金額をそれぞれが受け取ることになりますが 千秋(母)は全額約240万円 道長(長男)に贈与

三世(父)は約240万円ー手付金961,145円=約1,438,855円 道長に贈与

確定申告では 千秋(母)と三世(父)はそれぞれ 約240万円受け取ったと申告

実際は 道長(長男)は振り込まれたお金を全額自分のものにしている。

税務署は 通帳まで調べない

税務署が通帳をチェックしないので 道長が千秋や三世の取り分を全額自分のものにしても わからない ばれない。

なので贈与税を払っていません。

(千秋分)約240万円+(三世分)約1,438,855円=(道長)約3,838,855円  GET!!

 

「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の欠けたることも なしと思へば」